オンライン英会話レッスン、スカイプ英会話というと想像がつかないというおっしゃる方が多いです。それもそうですよね。英語の会話を誰とどうやって?と聞きたくなるのも分かります。と言いながらもオンライン英会話というインターネットを利用したサービスは、インターネットの普及に伴って私たちの生活に浸透しつつあるのです。今はオンライン英会話サービス事業者の淘汰が進んでいると言われているほどですから。まずオンライン英会話サービスに欠かせないのが、「英会話講師」と無料ビデオ電話ソフトの「スカイプ」です。英会話講師は人件費と英語講師の資質を考えるとフィリピン居住のフィリピン講師が大半を占めます。スカイプは世界でいちばん使われるビデオ通話ソフトであり、インターネットさえつながれば無料で誰でも利用できます。
さて、何でオンライン英会話サービス事業者の数がこんなに増えてきたのでしょうか。私見を申し上げますと、「英語教育事業をやってみたい」と「店舗などの初期投資が要らない手軽さ」でオンライン英会話サービス業への参入が急激に増えてきたと考えられます。その裏には人件費の安いフィリピン人講師を抱え、スカイプ英会話レッスンだけを提供する外注業者がいる場合があります。要するに表向きはオンライン英会話サービス事業者ですが、裏の英会話レッスンは外注業者頼みになるわけです。こういう場合は本質的に英会話サービス事業者ではなくブロッカーというべきです。オンライン英会話サービス事業者の淘汰はブロッカーからはじまっていると考えています。